2024年 第44回学会大会 シンポジウム
テーマ:フィジカルリテラシーとスポーツ教育
フィジカルリテラシーとは、「生涯を通じて身体活動を維持するための動機、自信、身体的資質、知識および理解などに関わること」(内藤,2022)と捉えられ、第3期スポーツ基本計画においても、「生涯にわたって運動やスポーツを継続し、心身共に健康で幸福な生活を営むことができる資質や能力」(スポーツ庁,2022)と示されている。予測困難な変化する社会の中で、スポーツで豊かに生きる人の育成を目指すスポーツ教育において、フィジカルリテラシーはより重要な位置を占めると考えられる。
学校体育、運動部活動、地域スポーツなどスポーツ教育に関わる私たちは、フィジカルリテラシーとは何か、それをどのように育むのか、その課題は何であるのかを理解したうえで、青少年と関わる必要があると思われる。
シンポジスト
◇国際的なフィジカルリテラシー研究の動向
岡出美則先生(日本体育大学)
本学会会長、日本スポーツ協会「身体リテラシー評価尺度の開発」プロジェクト班員
◇日本におけるフィジカルリテラシーの促進
鈴木宏哉先生(順天堂大学)
日本スポーツ協会「身体リテラシー評価尺度の開発」プロジェクト班員
◇日本のフィジカルリテラシー研究の課題
三上純先生(大阪大学)
「Margaret Whiteheadによる「身体リテラシー」概念の検討 : 日本における議論の動向を踏まえて」スポーツ教育学研究41(2)35-48
参考
2022年度 「第3期スポーツ基本計画」とスポーツ教育(流通経済大学)
2021年度 ICT活用はスポーツをどのように変えるのか(福岡教育大学)
2020年度 時代の変化に対応したスポーツ教育の展望(大阪体育大学)
<持続可能な社会(ESD)の実現(SDGs)に貢献するスポーツ教育>
2019年度 共生社会の実現に向けたスポーツのあり方を問う(早稲田大学)
2018年度 スポーツの推進の新たな仕組みを問う(広島大学)
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